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紙屑屋

🎶柱のきずは おととしの   五月五日の 背くらべ
  粽たべたべ 兄さんが   計ってくれた 背のたけ
  きのうくらべりゃ 何のこと  やっと羽織の 紐のたけ🎶
 
こどもの日と言えば、やっぱりこの「背比べ」。
だけど、なんで柱のきずは、去年じゃなくて、おととしなのか?疑問に思いますよね。

これは、去年は里帰りすることができず、二年ぶりに帰って来た兄さんが背丈を測ってくれたという話しで、二年分の想いが込められた唄のようなんです。作詞をした海野厚氏の実体験をもとに作られた詩なんだとか。うーん。わかる気がします。

わたしが、ここいわき市にいるのも、おととしの5月の連休に、北九州の落語仲間と浪江町の仮設住宅を訪問したことに端を発しています。
北九州から福島についてまず向かった、北幹線第一仮設住宅。そこでの開口一番が、「紙屑屋」でした。
大学生の涼風亭児風くんがやってくれました。
彼は小学生の頃、お母(双葉乃小花)さんの高座をみて、落語をはじめたんです。

「涼風亭児風」という芸名は、私が北原白秋の「涼風小風」からヒントを得て、彼のお父さんが「小」よりも「児」の方が字画がよいからと調べてくれて、「涼風亭児風」に決まりました。良い名前でしょ。初めてのふたりの共同作業でした。
実は、「背比べ」の海野厚は北原白秋に見いだされて童話作家になったんだそうです。なにかしらの縁を感じます。


小学生の児風くんの持ちネタは「夢の酒」「三年目」…。なんでこんな話に興味を持つのかと思うような噺が好きでした。その中で「紙屑屋」も子どもの頃の彼の十八番。中学に入って落語から離れてしまいましたが、大学生になって久しぶりに上げてくれました。
すっかり大人になった彼は羽織のたけよりもずっと成長していました。

そんなことをふと想い出した、こどもの日。

2018年5月福福ふれあい寄席の模様

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sanshoyakotsubu

Author:sanshoyakotsubu
アマチュア落語家、山椒家小粒(さんしょやこつぶ)です。福島県いわき市を中心に活動しています。落語を通じていろんな方との輪を広げていきたいと考えています。

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